【雑記】アルジュナを観た

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(すごく久しぶりに本当にただの日記です) 
 
 
https://www.bandaivisual.co.jp/arjuna/ 
 
良かった。そのうち観よう観ようと思っていて今の今迄観てなかったけど、漸く観ました。結局夢中になって観てしまって、たった3日で全部観終えてしまいました。(1クールしか無いと展開もダレないし観易くて良いですね。) 
 
シナリオは、簡潔に説明するのが難儀なのでwikipediaに任せるとして……これは(00年台前半を象徴するカテゴリである)セカイ系に分類していいのかな。でも少女に世界の命運が託される(当然当人は訳も分からんまま巻き込まれる形で)、恋人を守るために戦う、あたりのファクターはそう分類するには充分じゃないかなと思います(これが恋人か世界かどちらかの選択を迫る感じだったら100%セカイ系と言えたと思う)。
自然、環境、生命、食、家族 etc. をテーマにして生きることについてド本気で説教垂れてたので、テーマについては人を選ぶなとは思いました。メシが食えなくなる人もいるかもしれないし。でもこういうメッセージ性を全面に押し出した作品っていうのが後世に残っていくのかなっていうのは常々感じています。 
 
それにしても第一話のつかみから完璧過ぎて、もしリアルタイムで観れてたら興奮しっぱなしだったと思います。要所要所の盛り上げどころにドンピシャで挿入される菅野よう子曲が大正義過ぎて、本当に一瞬でもってかれる。そして抜群の引きを見せながらマメシバのイントロが鳴り始めてエンディングへ入っていくやり方はもう巧すぎて、河森監督の実力を思い知らされた感じ。「一生ついていきます!」ってなる。(でもすいません僕はマクロスもアクエリオンも実は観たことがありません……。) 
終盤までの展開の盛り上がり方はとにかく半端無くて、ぐいぐい引き込まれたし、本当に素晴らしかったです。なのでラスト2話くらいの息切れ感(シナリオも、作画も)がとても惜しくて、ああ、広げた風呂敷が大きくなりすぎて畳めきれなかったかなと。だって最終盤のあの突飛さ、あれ何?それにラストああなったけどあの後絶対大変じゃん。どうすんのよ。ってなるでしょ。的な。雑さを感じてしまったけど時間的な面で切羽詰まってたのかな……とか。余計な勘ぐりですね。 
 
あと言っておきたいことが幾つか。当時の世相を感じ取れるエッジーなシナリオや映像演出はserial experiments lainあたりを想起しますね。キャラクターデザイン&作画監督が岸田隆宏さんだから当然なんですけど。 
(というか、90年台後半~00年台前半という自分の中のアニメ黄金期においては、岸田隆宏さんの存在が本当に大きいです。岸田さんのキャラデザ、構図、色彩、動かし方、全てが本当に好き。この年代のアニメーターの代表的な存在の一人だと個人的には思っています。) 
各キャラクタの描き方も良いんですよね。セリフや仕草の一つ一つや、喜怒哀楽の感情描写が自然でひっかかりなく観られるし、関西弁もナチュラルな演技でアフレコされてたし、とにかく「人間」をちゃんと描こうとしてるのが伝わってきました。キャラクタのひとりひとりがとても魅力的に見えるんですよね。
また、背景美術の見せ方や色彩設計、間の使い方など、この頃のアニメの見せ方はすごく洗練されていると思います。3DCGを使った演出も、2000年頃はマシンスペックが向上してきて徐々に使い物になってきてたり、セル調シェーディングが登場してきてたりと、新しいことをやろうという機運を後押しするファクターがあったと思いますし、何よりも、現代のようにテレビアニメがレッドオーシャンな状況ではなかった(←本当かどうかは知らん)という事が大きかったんだと思いますね。 
 
現代のアニメ(←僕の言及の中においてはハルヒ以降を指すこととする)がどうレッドオーシャンなのかについては折をみて書いてもいいかなと思ってたりもしますけど、時間がかかるし、時間をかけても大した文章にならない気がするのでやめときます。とにかくアルジュナは視聴後の満足度でいったら最高なので皆観ると良いと思います。眠たいのでちゃんとした文章校正はまた後日…… 
 
 
 

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